定年を迎えると第二の人生が始まりますが、人生の節目に家を建て替える人は少なくないです。2階建てに暮らしているけれど足腰が弱まり上がるのが億劫になった、夫婦2人だけの生活となり不要な物が増えた等、見直す事で年齢や生活に合った住宅が分かります。そして定年を迎えた夫婦2人暮らしの住宅に、最も多く選ばれるのが平屋住宅です。全てがワンフロアで繋がっているため、動線を確保でき人の動きを目で追う事が出来るため、安心感が生まれます。布団を干したり荷物を上げたり、用事がある時に利用していた階段も不要になります。建具を上手に活用すれば間仕切りとなり、ワンフロアしかなくても見られたくない部分は隠す事ができます。全てをバリアフリーにすれば移動もしやすくなるため、室内での事故や怪我も減ります。そして平屋住宅は2階が無いため、地震に強い建物です。地震が起きれば建物全体に揺れが伝わり倒壊の可能性もありますが、平屋住宅ならそのエネルギーが半分で済むため、倒れにくい構造をしています。